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ネットでしか知らない人に 会いに行ったのは初めてでした。という話

Anonimia

– この記事は2020年9月号の冊子「ノマドバコ通信/連続通信講座vol.1-3号」の記事を編集したものです –

2010年末頃、ノマドバコのネットショップを立ち上げる際に私はショップにマクラメの作品写真を提供してくれるマクラメ作家さんがいないかを探していました。
色々と探していると、マクラメの研究をブログで掲載しているAnonimiaさんを見つけました。

はじめはシーグラスなどを包んだシンプルな石包みなどを掲載していたのが、次第に今の「ライオン編み」のような形状の輪郭が焼き留めのないバージョン(当時その形状からスカート編みと彼は呼んでいました)を製作されるようになって、どういう風に出来ているのか全然わからなかった私は興味津々に彼のブログを覗くようになっていました。
ある日、Anonimiaさんが初めてイベントでマクラメを販売するという記事をそのイベント当日に見つけました。確か東京の早稲田辺りのクラブでの開催で、物販の出店は彼一人のみのようでした。

「これはもう行くしかない。直接お会いしてみよう」という気持ちと、「会ったことのない人に、ブログ見てますっていきなり行くの怖がられないな。まずクラブという場所に行ったことがなく少し怖いな」などと色々と心配しながらも、足を運んでみることにしました。


あの日、そのクラブに足を運ばなかったら、今のノマドバコはなかったんではないかな、と本気で思えるほどに、私にとってAnonimiaさんは大きな存在でした。本当に色々な技術を教えていただきましたし、たくさんのアドバイスをいただきました。ノマドバコのインターネットのページにも素敵な作品画像を提供していただきました。
アースガーデンなどのイベント出店も、Anonimiaさんと知り合うことが出来なければ実現することが出来なかったと思っています。
マクラメのひよっ子だった私が、自分のマクラメ教室を持つことが出来たのはAnonimiaさんの導きがあってのことだと思っています。


残念ながら、今はマクラメからは離れているようで、SNSを覗いてもロードバイクに乗ることと本格的なカレー作りばかりされているようです。
Anonimiaさんのマクラメ熱が再熱するきっかけでもあればいいのになぁと、こっそりずっと思っています。

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