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0.35mmコードの話。〜 LINHASITA社との思い出話 〜


0.35mmワックスコードの話。

ブラジルLINHASITA社から新しく0.35mmのワックスコードが届きました。
船の遅延などの関係もあり、予定よりも大幅に遅れましたが、ノマドバコのオンラインショップでも4月初旬より発売開始予定です。

〜 LINHASITA社との思い出話 〜
もう、11年ほど前になりますが、Nomad Bacoの店長愛が南米ペルーでマクラメに出会った頃は、LINHASITA社のワックスコードは、1mmの太さしか流通していませんでした。
そのため当時のマクラメ作家さんは、繊細な作品を編むために、1mmコードを2本に裂いて使用していました。

2012年にメキシコと南米を中心に再度旅行していた際にブラジルも訪れ、LINHASITA社の工場見学をさせていただきました。
写真はその時のものです。

日本のマクラメの現状を当時のLINHASITA社の工場長さんにお話しして、なんとか細いコードを製造していただけないかというご相談をしたところ、まずは流通はしていないけれど、すでに製品としては完成している0.75mmコードを輸入させていただけることとなりました。
ブラジル国内用に製品としては完成していたけれど、輸出はしていなかったし、需要があるとも思っていなかったそうです。

0.5mmコードについては当時「作れない」とはっきりと工場長さんに断られたのですが、帰国後のメールのやり取りの度に、「もっと細いコードがあればなぁ」「需要あると思うんです…」「日本人は繊細な作品が好きで…」としつこくお伝えしていたら、ある日突然LINHASITA社から小包が届きました。

0.5mmコードの試作品でした!!
あの時の嬉しさ、忘れられません。

初めにお送りいただいた試作品は、糸のよりが甘く少し編みづらかったのですが、その点もやり取りの末に改善していただけました。
こうして発売開始された0.5mmコード、そんな訳でとても思い入れがあります。

0.5mmコードが製品化できたのは、当時からお世話になっていたマクラメ作家(Anonimiaさん)のおかげだと思っています。
Anonimiaさんが裂いたコードで制作された繊細なマクラメ作品に私はとても魅了されていたので、LINHASITA社との交渉も粘り強く頑張れました。
本当に欲しいものは、妥協せずに熱量を持って「欲しい」と伝え続けること。
ブラジルやインド、中国の方々と取引する上でその大切さをいつも感じています。

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LINHASITA社のワックスコードは長さ売りではなく、1ロール約100g売りとなっています。

■1mmロール 約160m
■0.75mmロール 約210m
■0.5mmロール 約320m

そして今回発売される0.35mmロール 約440mとなっています。
申し訳ないのですが、輸入価格が大幅に異なるため、0.35mmコードは通常のワックスコードと販売価格が異なります。
■
1ロールあたり オンラインショップ販売予定価格 1,500円
■6本セット(予定価格) 8,000円

※オンランショップでの販売開始は4月1日からのの販売予定です。
販売開始までもうしばらくお待ちください。

★0.35mmノマドバコ取扱色★
1.ランプブラック
2.チャコールグレイ
3.シルバーグレイ
5.キナリ
6.リネン
7.ヘンプ
10.ミルクココア
11.ゴールドブラウン
13.セピア
14.コーヒーブラウン
16.オリーブ
19.ピスタチオ
25.サンセット
29.ワインレッド
30.ボルドー
32.ライラック
35.ダブグレイ
36.インディゴブルー
37.コバルトブルー
40.ケンブリッジブルー

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